2023年印象に残ったsteamゲーム
ラストコマンド
脳汁ドバドバ弾幕ゲー。
敵の攻撃を避けながら自分を強化するパーツを集めて攻撃を叩きこむ!!というゲーム性で、攻撃を避けるのは結構シビアだが、苦労してパーツを集めて敵に攻撃を入れた瞬間は演出も相まって脳が溶けそうになる。
戦闘の緊張感、からの敵を倒したときの気持ちよさはほぼ『隻狼』。
ゲーム性だけなら今年1番。BGMも神。
オークマッサージ
マッサージしてスケベに持ち込むエロゲ―。
「マッサージモノ」「オーク」「人外美女」男の夢を全て詰め込んでおり、この設定だけで制作者と親友になりたくなった。
ゲーム内容で一番素晴らしいと思ったのがスケベ中のカメラワーク。スケベ中は自由に画角を変える事ができ、360°移動、拡大縮小も自由自在。1つのシーンにしても、アップで見たり、遠目で盗撮風に見たり、軋むベッドだけ移したり……やってる事はもうAV監督のそれ。
エロに対する己のクリエイティビティが問われる一作。
BAD END THEATER
短編ノベルゲー。個人的にはミニマムな『Detroit』
主人公は4人いて誰かのストーリーを見ると、誰かのストーリーが影響して色んな展開に発展していくというもの。クリアが2時間弱くらいで話もドンドン展開していくので、タイトル通り映画を見た感覚に近かった。
エンディングのまとめ方が非常に良かった。
8番出口
今年スイカゲームと双璧をなすバズりゲー。
やってる事は○×クイズだけど、地下鉄という設定と上手い事混ぜててやられた感が強かったゲーム。「無限に続く地下通路」って設定だけでも面白いのに、そこにまともなゲーム性を入れられたらそりゃ流行るよ。異変だって自分一人じゃ見つけ切らないから実況を見る人もたくさんいる、実況界隈も盛り上がってまたやる人も増える無限の好循環。
凶悪だよ、8番出口。
Portal
Steamの必須科目と言われるパズルゲー。
最初は単純なゲームかと思ってたけど、ポータルガンの無限の可能性に震えた。大体のゲームって基本のシステムがあって、そこに色んなシステムやら要素を足すことでやれる事を増やしていくんだがこのゲームは「入口と出口となる穴をどこに置くか」というシステムだけでマジで色んな事がやれる。なんというか応用力がエグい。
思ってもみなかった事が出来るようになるので、使いこなせるようになった頃には全てを掌握したような無敵の気分を味わう事が出来る。
SANABI
神ゲー。
アクションも良いが、とにかくシナリオとキャラの戦闘力が高すぎる。インディーゲームでこのレベル出されたら、もう6000円とかでゲーム売れないよ。
感想は過去記事にて。
Street Fighter 6
ジュリが性癖に刺さりすぎて致死。人生初の格ゲー。
モダン操作様様です。買って満足するかなと思ったけど、無茶苦茶ハマった。今年圧倒的にプレイ時間長かったのはスト6。何度、モニターを破壊しそうになったかは分からないが格ゲーという未知の世界に入れたのは大変満足。現在、プラチナ3。
SteamDeckくれ。
ワイヤーアクション「SANABI」が良すぎて会社休んだ
どうしてもやりたいゲームがある。…でも明日は仕事がある。
そんな場面は誰しもあると思います。
僕はそんな時、迷わずゲームを選びます。「思い立ったが吉日」という言葉があるように、その時の好奇心はその時限りのもので何か別の事をしたり時間が経ってしまうと好奇心が別の事で上書きされていき、やがて好奇心を持てなくなってしまう。好奇心が無くなったらそれは人間と呼べるのか?いやそれはもう人間を模したロボットでしかありません。そうなってしまうのが僕は怖いのです。仕事を休みたいからという浅はかな考えではなく、僕が人間であるために必要な決断なのです。
というわけで断腸の思いで欠勤をキめ、steamで買った「SANABI(サンナビ)」をクリアしたので感想を。
最高のゲームです。面白過ぎた。
大雑把な概要としては謎の『サンナビ』を追う軍人の物語で、ワイヤーアクションを駆使してゲームを進めていきます。
巷ではこのゲーム、ワイヤーアクションよりも「とにかくストーリー良い」と言われてます。クリアしたが、確かにストーリーはヤバい。先が気になってしょうがなかった。ストーリーの良さが俺を欠勤へと導いたといっても過言ではない。
ただ、ネタバレせずにストーリーの良さを伝える技術は無いのでそれ以外でスゲェと思った所を。
導入が神懸ってる
前述のとおりこのゲームはサンナビという人物を追う物語で、導入のある出来事をきっかけにサンナビを追う事になります。
導入部分は1時間程度。導入が終わったとき俺は心の底からこう思いました。
「サ ン ナ ビ を 殺 す」
そこにはサンナビを殺すために生まれ、無差別に敵を殺しまくる男の姿があった。
キャラクターに感情移入して感情任せにゲームするのって普通は中盤~終盤くらいだと思うんですが、SANABIはたかが1時間の導入でその状態を作り上げている。プレイヤーへの動機作りが上手すぎる。
キャラ表現が3Dゲームを超えてる
ドット絵なのにとにかくキャラが動く動く。しかも使い回しも少なく、完全にシチュエーション重視で作ってる感がある。ただでさえドット絵ってだけで愛着がある存在なのに、そこに七色の動きを見せられたらそれはもうズル。キャラという名の凶器でひたすらぶん殴られます。
さらに動くのはキャラだけではない。セリフ(テキスト)も動く。叫んでるとこではセリフが大きくなり、ぼそぼそ喋ってるとこでは目視出来ないくらい小さくなる、怯えてる時はセリフ自体がプルプル動いたりする。キャラボイスは無いのにセリフが動く事で抑揚ありまくり、掛け合いのニュアンスがめちゃくちゃ分かりやすい。
この動きまくるキャラとセリフが核融合を起こしてて、ドット絵にも関わらずSANABIはキャラクターの感情が手に取るようにわかる。どれくらい喜んでるのか、どのくらい悲しんでるのか、このキャラ表現の「分かりやすさ」が異常。ドット絵なのに。
マジでその辺の3Dゲームよりも表現が突出してる気がする。
オープンワールドかと錯覚する世界
SANABIは2Dの横スクロールゲームなんですが、要所要所で見せてくる背景の使い方が上手くて、自分のいる世界がかなり広く見える。これがスピード感の無いノロノロゲームなら関係無い要素を見せられてるという印象になりそうだが、爽快スピーディーなワイヤーアクションだから変な納得感もある。俺がこの世界を駆けまわってるんだ…!みたいな。
俺みたいなオープンワールドのゲームはダルくて嫌いだけど壮大な世界観でワクワクさせてほしいワガママにはもってこいのゲームだった。
導入、キャラ表現、オープンワールドみたいな世界。総じて魅せ方が超うまいゲームだと思いました。
正直、アクションでダルいステージがあったり、一部翻訳が怪しい所はあるが、そんなものはエンディングで涙と共に全て流れ落ちました。SANABI是非。
「彼氏さん」「彼女さん」呼びがずっとキモい
相手の彼氏彼女に対して、「彼氏さん」「彼女さん」呼びがずっとキモい。よく使われる場面としては会話相手が目上か、年上の場合だろうか。
「え?彼女さんいるんですか???」
「彼女さんとどこで知り合ったんすかっ!」
「いい彼女さんっすね!」
キモ!マジキモい。 お前の吸ってる煙草の銘柄もキモい
彼氏彼女のさん付けには底知れぬキモさが眠ってる。
以下、キモポイント。
頭痛が痛いみたいな事言ってる
100歩譲って彼女にさん付けならまだ許すが、彼氏は許されない。
彼氏って「彼」に「氏」なんですよ。「氏」は敬称だからもう「彼氏」って時点でそこそこ敬ってる事になる。そこに謎のさん付けをして敬意マシマシの頭痛が痛い状態。シンプルにアホ
概念にさん付けしてる
犬に対して犬さんって言うのと同じキモさ。なんにでもさんを付ける異質さ。
関係ないけど犬さんって言うやつは外面はニコニコしてるけど、マンションの掲示板にヤバいクレーム入れてます。
取って付けた感
「奥さん」とか「お子さん」とかはキモくないんですよ。何故か。親族ってのもあるけど、奥さんとか子供って相手との歴史が長いじゃないですか。楽しい事じゃなくて、山あり谷ありを経たうえでいる「奥さん」と「お子さん」は存在として重い。相手と歴史が長い人間に対して付けるさん付けは重みと敬意がイコールになってる。だからキモくない。
それに対し、彼氏彼女は存在としてかなり不明瞭。相手とどれくらいの期間付き合ってるかも分からないし、存在しているかも分からない、違法動画上げてるやつかもしれないし、転売ヤーかもしれない。そんな不明瞭な存在に対してのさん付けは取って付けた感が凄い。
普通にさん付けいらなくないか?何でも丁寧にすれば良いってもんじゃないよ。
こうゆう「無駄丁寧」なことを無くせば、業務連絡でクソ丁寧でクソ長い何が言いてぇのかわかんねぇ文章が少しでも減るんじゃなかろうか。
初めてVtuberをオカズにした話
2~3年前くらいからVに興味を持ち始めて、界隈の事をめちゃくちゃ知ってるわけでは無いけど好きなVはチラホラいる。
基本的に見てるのはゲーム実況で、ゲーム中のリアクション見て可愛いなぁと思う事はあれどあくまで癒し的な存在なので、今までVtuberにエロい感情を抱いたことは無かった(エロお姉さん的なVもいるがコメディエロなので流石に握るまでには至らない)。
ゲーム実況やら雑談をしてV同士がワイワイしてるのを見て、楽しむ。
それが自分の中のVtuberだった。
そんな中、衝撃的な動画に出会ってしまった。
【 健康器具 】二点攻め!ウーマDUO♡1時間耐久!【 イルラ・ルミエール _ VTuber 】 - YouTube
内容は、健康器具(大人のおもちゃ)を装着して1時間耐えるというもの。
はじめは普通のマッサージ機でも当ててリアクションしてるのかと思ったけど、シてる。完全にシてる。
コレはヤバいと思った。
Vtuberがこんな事をすることも衝撃だったし、YouTubeでこれが流れてることに対してもハラハラした。あと、自分がこれで興奮してるという背徳感がヤバい。
AVとエロ漫画以外で事を済ませたのはいつ以来だろうか……。
あまりに衝撃的だったのでお布施の気持ちも込めこの動画についてちょっと考えてみる。
- 耳と脳に訴えかけてくる新しいコンテンツ
AVもエロ漫画もそうだけど、基本的にエロは「目」で楽しむモノが多い。カラダ見て興奮するし、性描写見て興奮する。
ただこの動画はエロい映像なんか一切映ってない。喘ぎ声で耳が刺激され、Vの表情が変わることで想像力が爆発して脳も刺激される。耳と脳だけで興奮できるエロコンテンツが今まであっただろうか。発明だと思う。
- 下品じゃない。ように見える
画面の奥ではかなり過激な事をしてるのに、Vの映像を挟むとかなりマイルドにな仕上がりになっている。これが普通に実写で人間がやってたら生々しさが強くてエグみが出てくる。そうなると見る人も限られてくる。
この動画に下品めいたものは感じないので、結構間口は広いんではと思う。見る背徳感ヤバいけど。
- 広がりはあるか
いざエロVtuberでやってイクぞ!となったとしてコンテンツとしての広がりはあるか。卑猥な映像を流してしまったらYouTubeにはいられなくなるし、それはただのエロアニメになってしまうからシチュエーションと企画力で勝負するしかない。他の性感帯でやったり、複数人で健康器具使って乱交みたいに見せたり、一発モノで出来そうな事は多い気がするけどシリーズモノを作るのは結構大変そう。
だけどVtuberって、人間味含めて好かれるものだからそこまでバリエーション必要ないのかも。
Vの新たな境地に興奮と脱帽。
YouTubeに捕まらない事を願うばかり。